こんにちはsleetsです。
2021年11月に顕微授精を行いました。その時にできた凍結胚を移植するため、子宮腺筋症の治療を行いました。今回は私がした子宮腺筋症の治療について書いていきます。
子宮腺筋症とは
子宮内膜に類似した組織が子宮平滑筋組織の中に出来る疾患で、月経痛や月経血量の過多などの症状を来します。
エストロゲンという女性ホルモンが子宮腺筋症を進展・増悪させますので、月経が有る限り、子宮腺筋症は進行していきます。子宮腺筋症の病変が有ると、その部分の子宮筋層が肥厚してきます。子宮全体に腺筋症病変が有る場合は、子宮筋層全体が肥厚することで、子宮全体が著明に肥大することもあります。しばしば子宮筋腫や子宮内膜の肥厚を合併します。
どんな治療法があるの?
薬物療法と外科的手術があります。私は偽閉経療法という治療を行いました。
子宮腺筋症によって肥大している子宮を小さくするために、ホルモンを注射を4週に1回の計3回打ちました。
私が実際に出た副作用
1回目を打って2,3日後から、ヨガやストレッチをするときの身体の硬さが出ました。
その他には、約1週間後から不正出血が出始め、3週間後からは体毛の薄さや髪の毛が細くなり、脱毛症状、注射した部分の硬結が出ました。
脱毛と言っても、束でとれるような量ではなく、歩いた跡にいつもより多く落ちてるくらいです。
2回目を打ってからは、ほてり、熱感、のぼせ、発汗、脱毛です。
ホットフラッシュと呼ばれている症状がではじめました。
「ホットフラッシュ」とは、上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こる、更年期障害の代表的な症状です。
このホットフラッシュ、日常生活を送っていると突然症状が出ます。
私の場合は1日に数回、数分間症状が出ました。薬により症状が引き起こされているため、薬を止めたら改善するそうです。
不正出血は2回目以降ありませんでした。
3回目が一番厄介でした。
注射を打った翌日から鬱のような症状がでました。
突然、涙がボロボロとこぼれたり、やる気がなくなったり、情緒不安定になりました。
主治医にも伝えたら、この治療は今回で一区切りして、次に進みましょうとの事でした。
注射の薬剤の副作用について調べたら、更年期様うつ症状は発生頻度がそう高くないようでした。
さいごに
不妊治療中に偽閉経療法を行っている患者さん側の記事をあまり見かけなかったので、まとめてみました。薬の副作用は人によって症状が出たり、出なかったりするため、不安がある場合は主治医と相談してください。